こんな無欲な俺を形成するに至ったゲーム達 第7回


少し前からポータブルAVプレイヤーに興味がある。

コストパフォーマンスの面から、CREATIVE製のZEN VISION Wの購入を検討していたが、発売間近のCOWON製A3のスペックを見て気が変わった。

ガンホーではない。



12月20日発売のA3。
30GB HDDモデルと60GB HDDモデルが発売されるようで、価格はメーカー直販で49,800円と59,800円と、ZEN VISION Wより少し値は張る。


しかしながら、4型の800x480液晶を搭載し、DivX3/4/5/6・XviD・ASF・WMV・MPEG-4 AVC・H.264MKV・VOBとZENとは比べ物にならないほどの動画コーデックに対応。
DivXでは1280x720の解像度まで対応した上、DRMが付いていても再生が可能だそうだ。

音楽ファイルもMP3・WMAOGG・WAV・AAC・AC3などのメジャーな形式には対応し、True Audio・Monkey Audio・MusePack・Wavpack・Loselessにまで対応しているというから驚きだ。

ちなみにフォトビューア機能も搭載し、JPEGBMPPNG・GIFに対応している。


オプションでワンセグチューナーも発売され、ワンセグ放送の視聴及び録画にも対応し、EPGも利用可能。
その上、S映像・コンポジットに加え、コンポーネント出力をも備えている。

ライン入力からの録画とFMラジオ・マイク入力・ライン入力からの録音が可能で、ライン入力時にはFLACを用いた録音もできるとのこと。



このA3の上位モデルにあたるQ5も発表されているらしく(韓国では発売されているのか)、こちらはタッチパネル採用とのことだが、現段階では日本での発売が決定していないようなので、当面はA3を狙っていくことになりそうだ。




さて、先日からこんな無欲な俺を形成するに至ったゲーム達をまとめている最中なので、今日はこんな無欲な俺を形成するに至ったゲーム達<第7回>をまとめてみようと思ってみる。




GG期

シャイニング・フォース外伝 遠征・邪神の国へ
シャイニング・フォース外伝II 邪神の覚醒
シャイニング・フォース外伝 ファイナルコンフリクト

  メーカー:セガ

  発売日:1992/12・1993/3・1995/3





1990年10月6日にセガ・エンタープライゼスから発売された携帯型ゲーム機で、我が家には1993年頃に入荷した。
小学生の頃に少し遊んだが、中学に入学してからはクラブ活動に勤しんでいたこともあり、あまりゲーム機に触れる機会がなくなったことで、ほとんど使われないまま眠っていたこのゲームギアは、俺のクラブ活動引退をきっかけに、ようやく日の目を見ることができたわけだ。

当時(小学〜中学の頃)、俺の周りにはゲームギアを持っている友人が一人しかいなかった為、彼とはイッセー尾形の話題で盛り上がったものだ。


オプションのTVチューナーを用いて携帯テレビとして使用できることを”売り”にしていたが、その戦略にまんまとはまった俺も、当然このチューナーを所持していた。


いくつか所持していたソフトの中で、タイトルを覚えているのは、シャイニング・フォース外伝ソニック・ザ・ヘッジホッグぐらいの物だが、残像の酷いSTN液晶ではアクションゲームのプレイは耐え難いものがあった為、ソニックは10度程クリアを繰り返した時点でお腹いっぱいになってしまった。



正直なところ、メガドライブから発売されていたシャイニング・フォースシリーズやシャイニング&ザ・ダクネスメガCDから発売されたシャイニング・フォースCD等、外伝ではない所謂本編にあたる作品は一本もプレイしたことがない。
しかし、シャイニングシリーズは、一作一作が別の作品と考えてもよいほど、ストーリー上の繋がりが希薄だと聞いたことがあったので、本編には手を出さなかった。
というのも、この頃、既にプレイステーションが発売されており、俺の周囲でもある程度話題になりつつあったので、どうせ金を出すならメガドライブのソフトよりもプレイステーションのハードを買おうと思ったからである。


それはさておき、この頃までに俗に言うシミュレーションRPGというものに触れる機会がほとんどなかった俺には、3年間のクラブ活動という充電期間を置いて久しぶりにプレイするにはちょうど良いゲームであった。
アクションゲームやシューティングゲームのような反射神経を必要とするような作品は、指がついていかなくなっていたし、RPGのように物語の節目までの時間が長い作品は、受験勉強(をしているフリをする)との兼ね合いでプレイできなかったからだ。
「リターン」を使うことで死んだ仲間を何度でも蘇らせることができたり、同じステージで散々レベルを上げまくり敵ユニットを蹂躙できるシステムが、ファイアーエムブレムしかシミュレーションRPGと呼ばれる作品をプレイしたことがなかった俺には斬新に感じられたことも、この作品にハマった一つの要因であると言えよう。

敵ユニットを蹂躙することに感じる快感は、AOE(オンラインプレイはしたことがないが)のチート行為にも通ずるものがあると思う。


ま〜、ポケットモンスターと同様に、シャイニングフォースも物語の内容は一切記憶にないわけだが。





時間がない。