久々に観てみた。 8-10
第10話 「心と体」
悪かったよ、昨日、行けなくてさ。
伊藤にお世辞言われても、何も嬉しくない。
はいはい、フォークダンスカップルが朝からお暑いことで。
何言ってるのかわかりません、私、誠君とお付き合いしてるんです。
私、沢永さんのことは何とも思ってませんから、昨日のことも気にしないで下さい。
お前、やっぱ西園寺と二股かけてんのか?
俺と言葉はもう何でもなくて。
俺、一体何だったんだよ。
加藤さんが誠君を好きなのは、良くわかってますけど、ごめんなさい、誠君の彼女は私なんです。
じゃ、伊藤もまだ桂さんのことを?
もう言葉とは、別れたって、昨日も誘われたけど、行ってない。
桂さんとちゃんと別れて、世界だけを見て。
私、明日にはこの町からいなくなるから。
私達は、ずっと一緒にいることが当たり前だった、お互いを、半身のように思っていたから。
その、上手く言えないけど、俺達、もう会わない方がいいと思うんだ。
清浦さんが言わせてるんですよね、西園寺さんと結託して。
じゃあ、いいんですか、私、言っちゃいますよ、学祭のこと。
西園寺さんはあなたの気持ちを知らないから、そんな無神経な命令だってしちゃうんです、だから…。
こういうことだから、私達、迷惑してるの。
あれは、ただ行かなかった事を謝りたかっただけで、わかってくれよ。
俺は、もう、言葉のこと、好きじゃないから。
ああ見えて伊藤モテるからね、しっかり捕まえときなよ?
世界じゃないんだ。
バイバイ。
ま、スリルがあって面白かったけどさ。
何をするにしても、色々面倒なんだよ。
伊藤ってだらしないよね。
私は別にこういうのでいいよ、伊藤には女の子として見られてないってずっと思ってたから、こういう風に求められるのって幸せを感じるっていうか。
俺と過ごすってのは、言葉への嘘だと思ってたけど。
伊藤、昨日あの後、体育倉庫で何してたの?
世界のことお願いって言ったのに。
世界のこと嫌いになったわけじゃなくて、あれは何と言うか…
とか言って、実は清浦も俺のこと好きだったりして。
昨日のキス、気持ち入ってた。
あの子とも別れて、桂さんと別れたみたいに、ちゃんと。
約束してくれるなら、何をしてもいいから、何でも。
じゃ、二人で浮気してるんだ。
嘘。
出てよ、誠。
桂さん、清浦さん知りませんか?
刹那、換わって、席交換しよ、ね?
さよなら。
今この辺。
観た覚書 98日目
次は何観ようか。
時間がない。