こんな無欲な俺を形成するに至ったゲーム達 第5回


アースソフト製キャプチャカードPV4の出荷が着々と進んでいるようだ。

出荷台数も徐々に増えているようで、手に入る日も近いのではないかと思うのだが、これが案外見つからないから困ってみる。



それはさておき、モニター6枚化計画が遂に完成した。

栄えある6枚目に選ばれたのは、先月言い訳に使わせていただいたLG電子 FLATRON L226WA-BN。

よくもまぁこれだけ安物モニターばかり集めたと言えばそれまでだが、安物であれPCモニターをして使用するには申し分のない写りなので、自身は充実している。


上段左から順にL204WT-BF・L1751SQ、下段左から順にFP72E・L226WA-BN・L204WT-BF・FP73G。

本来なら下段右隅に、L204WT-BFを2枚並べるべきだろうが、スペースの関係で出来なかったのが残念。


ちなみに、L226WA-BNの中間階調は無用の長物だ。



さて、先日からこんな無欲な俺を形成するに至ったゲーム達をまとめている最中なので、今日はこんな無欲な俺を形成するに至ったゲーム達<第5回>をまとめてみようと思ってみる。




SFC期 中期

ドラゴンクエスト? 天空の花嫁

  メーカー:エニックス(現在はスクウェア・エニックス)

  発売日:1992/9/27

1992年に発売されたスーパーファミコン用ゲームソフト。
(今日の日記のタイトルを読めば、PS2とは言えわかる人はわかっただろうが。)

エニックスの代表シリーズであるドラゴンクエストの第五作目で、シリーズ初のSFC作品。

発売を心待ちにしていたソフトではあったが、定価は10,000円を越えていた。

当時、小学生だった俺にこんな高額な玩具を買う甲斐性はなかったが、幸い8月に誕生日を迎えていたので、両親からのプレゼントという形で手に入れられたソフトだったはずだ。
(そもそも、このソフトは俺が誕生日を迎える前に発売予定だったような気がするのだが、この辺りの記憶は曖昧)



言わずと知れたRPGの定番。

15年位前は、このシリーズを題材にしたゲームブックやバトル鉛筆なども本屋にたくさん並んでいたし、現在でも新作が発売されるに当たってはテレビCMも放送されているので、ゲームをしなくてもドラゴンクエストの名を耳にしたことのある人は多いのではないかと思ってみる。



天空の花嫁」は、前作である「ドラゴンクエスト? 導かれし者たち」の数百年後の世界を描いた作品であり、?の続編に当たり、「無印」「悪霊の神々」「そして伝説へ…」までのロトシリーズとは異なる世界観で綴られる天空シリーズの2作目である。

開発にチュンソフトが携わったドラゴンクエストのメインシリーズ最後の作品でもあり、個人的にはこれ以降の作品は駄作だと思っている。

天空の花嫁」以前のドラゴンクエストは、ゲーム開始直後に、主人公が勇者であることを伝えられ魔王を倒すべく冒険の旅に出るというのが定番だったが(?は少し違った)、この作品はゲーム開始時には主人公は子供であり、筋骨隆々の親父や幼馴染のお姉さんの後ろを無言でついて回る小動物的キャラクターであった。

当時の俺が、この序盤の展開を見て、物語全体の構成がこれまでよりも大幅に練り込まれていることを信じてプレイを始めたのを覚えている。

結果的に、主人公の息子が勇者であることを仄めかす表現が出始めた辺りで、裏切られた感があったのは言うまでもない。



先程、「天空の花嫁」以降のドラゴンクエストは駄作だと個人的に思っていると書いたが、正確に言えば、この「天空の花嫁」の前半までが楽しめるドラゴンクエストであったと言って良い。

グランバニア辺りまで。



ストーリー展開云々は切り離して考えれば、ドラゴンクエストシリーズで「天空の花嫁」が良作であることは間違いない。

前作「導かれし者たち」がファミリーコンピュータ用ソフトという制約上4Mbitロムであったが、スーパーファミコン用ソフト「天空の花嫁」は12Mbitロムとなっている。

これによって(一概にこれだけが理由ではないだろうが)、画質・音質ともに格段に向上し、戦闘シーンの背景画や攻撃効果アニメーション、さらには上下二段編成でのモンスター配置、オーケストラ調の曲の多用など、感動できる箇所は多々存在する。

ストーリー関連のイベント要素が増え、エンディングを見た後にしか入れない隠しダンジョンもあった。

近年のゲームでは至って標準的な仕様だが、漢字表記も「天空の花嫁」から始まり、平仮名表記だった以前の作品よりも文章は遥かに読みやすくなった。

「べんりボタン」は本当に便利で、また無意味に半ブロック単位での移動が可能でドギマギしたものだ。

何より便利なのは「ひとしこのみ」をおいて他にないわけだが。





しかし、最近新番組始まりすぎ…






時間がない。