新しく観てみた。 10-2
・フリクリ 第2話
「ファイスタ」
この前、神様を見た。
雨の日の河原、捨てられた猫を助けていた。
あたしだけに見える神様。
あたしだけのために舞い降りた黒い翼の天使。
一体、どこまでがホントで、どこからが嘘なんだろう。
サメジマ・マミ美とハルハラ・ハル子。
僕の周りにはいろんな嘘が溢れている。
新たに生えて来た2本の角。
嘘のようなホントの話。
普通小学生を身元引受人にする〜、とか思ってんでしょ?
雨やんだね、お礼したげる。
人工呼吸なんかよりすごいぜ。
来ないね、神様。
やっぱり神様なんだ。
あの時も、あたしのことも…
バイクに乗ると、海は思っていたより近い。
秋の潮風が鼻の奥へと抜けて行く。
それはハル子の言う通り、頭の中が空っぽのせいなのかもしれない。
黒き炎の神、カンティード様っす。
さぁ、カンティード様、祝福のキスを。
近付くサイレンの音に、その時僕は気付かなかった。
どこまでが嘘で、どこからがホントなのか僕にはわからない。
マミ美の為に出来る事。
いつも側にいてやろうと、僕は決めた。
今この辺。
観た覚書 36日目
次は何観ようか。
時間がない。