オリーブ



昨日、待ち合わせの時刻まで少し空きがあったので、大手チェーンのインターネットカフェで時間を潰した。
あまりこの手の店を訪れる機会がない俺は、店員に店舗利用の方法を尋ねることにした。


カウンターには店員が二人。
向かって右側には俺好みな女性店員。
向かって左側には檻から逃げ出した感のある雌店員。
当然、選択は右。


初めての来店であることを告げると、後ろのテーブルで入会申込書に必要事項を記入するように教えられた。
言われた通りに最小限の必要事項を済ませる俺。
カウンターを振り返ると、右女性は別の客の相手をしていた。
予想通り、残された左雌が俺に声を掛けた。


仕方なく入会申込書を左に手渡すと、タイミングを見計らったように、右が相手をしていた客がカウンターから離れていったのだ。
がっかりだ。
タイミングの悪い客にも、タイミングの悪い俺にもがっかりだ。


あると思います。


ま〜これが言いたかっただけだ。





これといって意味はない。