こんな無欲な俺を形成するに至ったゲーム達 特別編3

龍が如く


体調を崩した時には、睡眠を多めにとるのが一番の薬であることはわかっている。
しかし、じっと横になっているのがどうやら苦手らしい俺は、横になりながらPS2のゲームをプレイしていた。
タイトルは「龍が如く」だ。


PS3の新作が発売された今になって、ようやくシリーズ第一作をやってみた。
ストーリーを追うことがメインの、今時のアクションゲームらしい作品で、主人公の桐生の移動速度が遅いことに多少苛々したものの、映画化まで至った人気っぷりの理由めいたものは、俺には汲み取ることができなかった。


一億を取り立てに行ってた頃は面白そうと思ったが。(物語の始まり)


途中、笑えた箇所が一つある。
何人か存在するキャバ嬢を口説き落とすサブゲームだ。
作りの甘さ加減が笑いを誘うと共に、サブキャラらしいいい加減な作りのキャバ嬢達の容姿や、サブゲームらしい甘い難易度にも笑いを抑えられなかった。


だから、どうと言うわけではない。


さて、全体的な筋書きはこうだ。
・龍と鯉が闘う話
・100億とか極道とか政治とかを絡めつつ、好きな女がツレしか見ないもんで、嫉妬に狂う大の男の話